共働きで3人の子供たちを育てあげ、ご主人の定年後を見据えて新たな「夫婦ふたり暮らし」を思い描いたYさんご夫妻。建て替えで新居に望んだのは「収納が多く、すっきりと暮らせる上質な木の家」でした。加えて、敷地が車通りの多い道路に面しているため、防音対策をオーダー。目隠しを兼ねて玄関ポーチは金属サイディングで覆い、2階も道路側は広いウォークイン・クローゼットを配し、緩衝スペースに。職人の丁寧な手仕事が施された室内は、床は節のない高級なチーク、天井と壁は木肌のきれいなスギを使用。一枚板のケヤキで設えた玄関の手すりカウンターをはじめ、アサメラの靴箱にテレビ台…と、建築と造作家具がフィットした端正な空間に仕上がっています。子供たちが帰省した際には、木の温もりに包まれた17畳の広いLDKがくつろぎの場に。豊富な収納で片付けやすく、アートや小物が映える優美な木の家を手に入れました。